昨日のブログに引き続き看板犬ガブリエルについてお伝えしたいと思います。
前回のブログ (愛犬ガブリエル は こちら )
仙台に行ってる間に
なんとなくお正月を迎えましたが1月2日には仙台に行く予定がありました。
その時持っていたハイエースのキャンピングカーを
ヤフオクで落札してくれた人に届ける約束の日でした。
とてもいい車だったけど乗る暇が無く(&運転資金の為に)売る事にしました。
眠気覚しのために娘を連れて自走でお届けに行きました。
無事に車を届け終えその晩は仙台駅の近くのホテルに泊まります。
そして夕飯は牛タン屋さんです。
仙台ですから。
僕らが仙台に行っている間
妻と息子は妻の実家に居ました。
その妻から一本の電話がありました。
ガブちゃんの腫瘍が再び破裂して以前より大量出血してしまったと。
いつも赤い目の下が白くなるほどの出血だったそうです。
たまたま看護師でありガブちゃん好きな妻の妹も帰省中で
自分の服に血が付きながらも止血の処置をしてくれたそうです。
その間に妻が救急の動物病院を探してくれたのですが
この時(1月2日)に空いてる動物病院がたまたま妻の実家の近にあり
直ぐに処置してもらう事が出来たそうです。
電話が来た時は全て終わった後でした。
ありがとう( ; ; )妻と妹!
ここの病院でも脚の切断を考えた方がいいかも と言われます。
そんな話を一通り聞いた僕も娘も居ても立っても居られないです。
直ぐにホテルに帰り
翌日朝仙台の何を見るでもなく速攻で帰りました。
とんぼ返りです。
新幹線凄いですね。
お昼頃には新富士駅まで来れました。
妻と息子が駅まで迎えに来てくれてそこでガブちゃんに会えました。
元気です。
息子がガブちゃんを良く見てくれて本気で心配してくれています。
優しい息子です。
ガブは飼主(僕)に会えて急に元気になったようです。
それまではぐったりしていたそうですが。
嬉しいのか気を張ってるのか
しかしとりあえず良かった。
また生きてるガブちゃんに会えて嬉しかったです。
地元の病院で
帰ってきたガブちゃん、
散歩も元気に行きます。
心なしいつもより白いです。
ですが よく食べよく寝ます。
ただ 良く咳き込みます。
まだ1月3日ですが地元の信頼できる動物病院が診てくれるそうなので連れて行き診てもらいます。
病院では10中8、9悪性だと言われます。
血管にまとわりつくように腫瘍がある為
脚を残して腫瘍だけ取っても再発するリスクがある。
命を取るか、脚を残す事を考えるか。
仙台から帰る間に調べられる事は調べて自分なりに決断の準備をします。
娘も話を聞いてくれて思った事を率直に言ってくれます。
当時小4ですがもうちゃんと議論が出来る素晴らしい娘です。
決断をする
肚は決めてました。
この病院でも脚を取った方がいいって結果だったら
辛いけど、ガブちゃんには申し訳無いけど
その後ガブちゃんが苦労するのが目に見えてるけど
脚を取る事に決めていました。
脚を残したとしても再発のリスクが高いです。
そして結局断脚するならまだ若い今のうちに。
と思いました。
病院の医師もそれが最善だと思うと言ってくれました。
ただ、なるべく残せる部位は残してもらう事にしました。
本来なら肩から切断をするみたいですが
肘まで残してもらうようにお願いしました。
今は前脚は難しいと言われる義足ですが “もしかしたら”という期待を込めて。
現状のガブちゃんを見て
体力的にもいけそうだから
明日手術しましょう。
という事になりました。
胃がギュッと掴まれるような
脳みそを直接振られた様な
反省と後悔と懺悔の気持ちでした。
ゴメンねガブちゃん、こんな飼い主で。
ありがとねガブちゃん、それでも信用してくれて。
つづく。