ガブちゃんの手術の日以降のお話です。
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手術の日
2017年1月4日ガブちゃんの手術の日です。
そわそわします。
妻も子供たちも心配しています。
手術が終わったとのしらせがあったのが午後2時過ぎくらいでした。
夕方には面会出来るそうで行く事にします。
18:20頃病院に到着。
ガブちゃんがいる所に案内してもらいます。
行くとチラリとこちらを見てシッポを振っています。
こんな時でも健気な姿に涙が出ます。
子供達は痛々しい姿にちょっと怖がっていました。
そしてガブちゃんは起き上がろうとします。
こっちに来ようとします。
強いな。ガブは。
しかしまだ安静にさせたい。
このままの体勢でいさせて頭だけ撫でて言葉をかけてこの日は帰る事にします。
次の日
1月5日
午前中年末年始に出来なかった大掃除の続きっぽい事をして
15:00頃病院に向かいます。
もう随分元気です。
直ぐに膝の上に飛び込んできます。
いつものガブちゃんです。
子供達もちょっとは安心したかな？
ガブちゃんはしっぽをフリフリして喜んでます。
獣医さんが散歩に行っても良いよと言ってくれて
え、もう？と思いながらも行く事にしました。
当たり前だけど上手く歩けません。
娘が支えてくれます。
僕が傷口が心配でそわそわします。
でも本人(犬)はそれよりも一緒に散歩出来るのが嬉しいようです。
3本足で歩くのもみるみる内に上手になっていきます。
15分程散歩して病院に戻りました。
ひとしきりヨシヨシナデナデしてこの日は帰ります。
元気そうでホッとしました。
2日後
この日はやる事があるので会いに行きません。
明日のガブちゃんの退院までにやっておきたい事です。
家族総出で1階の半分にカーペットを敷き詰めます。
ガブちゃんがスベらないようにするためです。
400角のタイルの目の縦横を交互に敷いていきます。
妻が床の石を拭いて
その後を追っていきます。
僕が隅っこの加工してる間に子供達がどんどん並べてくれます。
明日のガブちゃんに間に合うように突貫工事です。
ガブちゃん退院
1月7日ガブちゃんの退院です。
超回復です。
この日仕事初めだったので昼間現場に行き夕方迎えに行きます。
おかえり〜ガブちゃん。
カーペットに喜んで走り回ってフカフカな所で落ち着きます。
いきなり粗相もします。
まだ散歩で出しきれていないのかもしれません。
でも元気です。
むしろ腫瘍のある脚が無くなって軽々しい感じもします。
その後
傷口が気になってかみかみしちゃうので一旦レーダー犬に戻ります
それ以外は以前より元気になったくらいでした。
無防備なところも
ネコっぽいところも。
そして元気になると悪さも復活します。
留守番の最中にどうやったのかリードが外れて
キッチンに置いてあったコーヒー豆を大量に(200gくらい)食べてしまいました。
今までコーヒー豆には見向きもしなかったので留守番がストレスで不良になっちゃったのかな？
もしかしたらこっちの事件の方が危険だったかもしれません。
病院に逆戻りです。
ぐったりしていてもくっついていると落ち着くみたいです。
そして今
あれから2年が経ちました。
時々ずっこけますが3本足である事に僕たちもすっかり慣れました。
今日も自由なポーズで寝ています。
元気ですが やっぱり歳をとりました。
以前は車の音で誰よりも早くお出迎えしてくれたガブちゃん。
今は目も耳も鼻も衰えて僕が帰ったのも気がつきません。
触ると始めて気づいてシッポを振ります。
トイレもマメに行かないと粗相してしまいます。
もう当たり前になったガブちゃんとの生活。
そう遠くない未来に当たり前じゃなくなる日が来るかもしれません。
ガブちゃんには最期まで幸せでいて欲しいなぁと思いながらも
日々笑わせてもらってます。
おわり
