こんにちは。
板金職人の妻の方です。
このページを開いてくださったんですね。
ありがとうございます。
新年が明けて1月も半ばを過ぎました。
今年あなたはどんな風に過ごしたいですか?
私はスピードと情熱を持ってとにかくやってみるを今年の方針にしています。
現時点で方針に沿ってできてる感50%といったところです。
先日初めてネットショップ(ばんきんらいふ)をオープンしたのですが
もう少し私の商品(動画)について説明したいなと思ったので
今日はそのお話をします。
どうして動画を撮り始めたのか
建築現場の職人という仕事が世間からどんな目で見られているのか
結婚するまで知らなかったんですよね。
結婚して早々驚いたのは打合せの席である女性に「職人は字も読めないから笑」と言われた時です。
同席してた主人に私もちろん言いましたよ「キーッッ‼︎(怒)」って。
(主人に言わずに本人にその場で失礼なこと言わないで下さいと言えば済むことだったんですけどね)
でも主人は「そのままにしておこう説明してもわかってはくれないよ」
職人さんはこんな思いをしているんだなと悲しくなりました。
でもこんなのは序の口で。
ことあるごとにもっとビックリな失礼発言の数々にぶん殴られてきたのですが
この時の気持ちが動画を撮り始めたきっかけになっています。
職人は本当にバカなのか?
動画のお話の前にもう少しだけ。職人という仕事について。
(バカという言葉はとても強い言葉ですね。あまり使いたくありませんが)
職人がバカだというのは誤解です。
じゃあなんで世間の人は職人をバカだと思っているんだろうと考えてみました。
①国の政策の影響
高度成長期 新築住宅の大量生産をうながした。
誰が作っても一定レベルを保てるような建材や工法が開発され良く売れた。
良く売れている家が良い家だと認識されるようになった。
職人が安ければ安いほど大企業が儲かる仕組みの完成。
人は「家を建てる」から「家を買う」に。
職人の腕の見せ所が減ってしまったっていうわけです。
②学力偏差値が高いことこそが立派だという考え方の影響
職人の世界は門戸が広いです。オープン。
学歴は問わず入社試験を行わないことも多いのですが
それが勉強する姿勢を問わないということではありません。
③雰囲気や見た目で判断されている
20年前には現場に行くと金髪にした職人さんを見かけることがありました。
でも最近では見かけませんね。
金髪だと思ったら地毛だったりしますし(外国から日本に来ている職人さん)
ニッカポッカに金髪という20年前の職人のイメージだけがいまだに残っているのかも。
職人の今をありのまま伝える
世間は良く知りもせずイメージだけで職人を判断しているところがあるんじゃないかな。
バカにされたり良くない印象を持たれるのは悲しいな。
誤解を解きたいな。
そう思った私は身近な職人(主人)を毎日観察することにしました。
当時つけていた観察日記はこちらです。
観察日記を続けていると困ったことが出てきました。
私には板金の知識がないんです。
技術的な知識がないために日記の内容がこうなってこうなってドーン完成ばかり。
これでは伝わらないと焦っていました。
そんな中いつも現場に持って行ってるカメラが動画も撮れると気づいて撮ってみたんです。
現場から帰って動画を見直した時は衝撃でした。
なんだこれ!? とても観れるもんじゃないぞ!
でも職人の今をありのまま伝えることができるかもしれない!
つづく
ネットショップ「ばんきんらいふ」
YouTubeチャンネル「ばんきんらいふ」