後から考えると、ここから今に繋がってるなあと感じている。
コレ↓
じゃなくて、コレ↓
自宅を自分が元請けで分離発注アンドセルフビルド。
設計は東京の葛西潔建築設計事務所で木箱212構法
自分で刻みが出来そうで、工夫次第でローコストになると思ったから。
門型フレームを作って
レッカーで吊って
並べていく。
全景。
素人大工の自分が刻んだので建つまでがドキドキでした。
大工さんやっぱりスゲー!
この時はまだ色々とノープランでした。
屋根断熱
通気取って、野地張って、ガムロン(最強の屋根防水シート)
付け柱、外断熱用グラスウール、壁の電気配線もこの中に仕込みます。
作りながら手探りで分かっていきます。
各業者さんにおんぶに抱っこです。
プラスターボード(防火用石膏ボード)張ります。
この際、黄色い面を室内側に向けます。
タイベック(外壁用防水&透湿シート)
壁内への雨の侵入を防ぐ、最後の砦。屋根も壁もここにお金をかけると後が安心です。
見えない部分で、差が分かりづらい部分でも有ります。
中はこれでほぼ仕上げ。外壁はステンレス#400を芋目地にしてみた。メンテナンスフリーにしたかった。
ファサード(家の正面)はステンレスパネル。破風とコレは不本意でしたが、大変お世話になってる方にゴリ押しされて決定。コレで通気(外壁)基礎の下にサーマスラブ(床暖房)仕込んであります。
これのお陰で家全体が冬でも20度以上。
1階は石張り。健太とガブ。
後に、作業場を増築。
完成?
いや、未だに未完成です。
自宅の建築で初めて設計事務所の仕事をしました。
それまでは設計事務所というと非常にハードルが高い気がしてましたが、
家に対して色々自由度がある事を知り、僕にはとてもしっくりときました。
葛西先生のお人柄も設計事務所への取っ付きにくさを感じさせないってのもありました。
葛西先生のお人柄がわかる葛西潔建築設計事務所のFBページ
今思うとこれを建てたから今があるんだよなぁと思います。