昨日に引き続きタテハゼの納め方の一例をお伝えしたいです。
前回のブログ(【施工事例】タテハゼの納め方① はこちら)
弊社のタテハゼ18/400をアピールするために作業場(FTF)の屋根壁の一部に
使ってみることにしました。
今回は屋根から納めてみた
屋根と壁を繋げて見せるには
今までは壁から張ってました。
ただせっかくなので現場的状況を考えました。
きっと屋根から納めた方が現場的にも喜ばれるな。と思い
屋根から納めてみました。
墨出し 割り付けをします
屋根と壁の中心を出して
中心から左右に振るのか(芯割りといいます。)
中心をまたいでそこから左右に振るのか(芯またぎといいます。)
を検討します。
今回は芯割りにして張っていこうと思います。
かすがいからスタート
今回は芯割りスタートで左右別々に張り進めたいので
かすがいを1枚目に使用します。
かすがいとは
本来こういう製品を
下の写真のように作ります。
要は両側下ハゼで加工します。
そしてここから左右に張り進めます。
まずは右葺き
左側も同じように葺いていきます。
今回は(たまたま)妻側でピッタリ納まる割り付けです。
まあ屋根は普通に納めちゃいます。
タテハゼの壁を張る
屋根終わったので壁にいきます。
再びかすがいから右葺で張っていきます。
この際 屋根と壁の間に定型シールというパッキンを挟んでおきます。
パッキンを潰すように張っていきます。
図にするとこんな感じ↓
自社物件の為のお試し納めです。
やってみて問題点を洗い出す目的もあります。
考えてるよりやってみた方が早いしね。
って事で今回は最終的にコーキング納めとしました。
そんな感じで納めつつ時々遠くから確認します。
まあこんなもんかな?
やっぱこうした方がいいかな?
ハゼの高い成型器も欲しいな。
とか独り言言いながら楽しんでいます。
残念ながらこの状態で年明けを迎えます。
屋根の動画はこちら↓
タテハゼの納め方③に続きます。