【施工事例】タテハゼの納め④ 考察

【施工事例】タテハゼの納め④  考察

FTF(作業場)に張ってみた弊社製品 NSタテハゼ について考察します。

前回のブログ (タテハゼの納め①は こちら )

(タテハゼの納め②は こちら )

(タテハゼの納め③は こちら )

タテハゼ張り終える

前回までで “とりあえず” タテハゼを張り終えました。

お伝え忘れですが壁に先行して樋もつけてあります。

そして今後もしこの納めでやる場合は

⬆︎の図のように唐草下にルーフィング入れるのがベターかもしれません。

今回は

①屋根を先にやりたかった。

②タテハゼのハゼ高さが18mmなので“ひっかけハゼ”で納めると一体感を損なうと思った。

という理由でこの納めにしました。

やっぱりひっかけハゼにする

考え そして やってみた結果

オーソドックスが1番!

ひっかけハゼを小さくして納めた方が良かったみたいです。(泣笑)

しかも先程の①と②の問題もクリア出来そうです。

あぁ遠回りしたなぁ。

コーキング目地いらなかったなぁ。

でもいいんです。

やってスッキリしたから。

他の納めもあるよ

実はこれをやる前に考えてた納めがもう一つあります。

屋根と壁の接合部は

①壁は上部でハゼを倒して手前に返し

②屋根はハゼの先端部を斜めに折り曲げる。

⬆︎こんな感じ。

そして屋根壁を半分ずらす。

こんな感じの意匠になります。

こっちの方が最先端な感じで良いかな?とは思いましたが

まだ世の中的に早すぎるかな?

そしてこれだとやっぱり壁先行の段取りになってしまいます。

それじゃあ理解されないなぁと思いやめました。

でもどこかでやってみたいのでどなたかやらせてください!

新鮮な意見

ブログを書いてみるといくつか良い事があります。

今日はこの納めを見に一級建築士で大工さんである

株式会社 けんちく工房 の村上さんがわざわざ来てくれました。

そこでこんな意見を頂きました。

『外断熱にして防水層をサッシより外に出して

サッシが引っ込む納まりにすれば雨仕舞いも安心かな。』と。

こんなイメージかな?

これ、意匠的にも絶対イイ!

さすが一級建築士!

さすが大工さん!

何やら今年は楽しくなりそうです。

もう既に楽しい。

昨夜は興奮して眠れなかったしね。(44歳)

おわり。

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