前回の記事(TENアーキテクツK邸屋根はこちら)
屋根工事が無事に終わり外壁工事の準備に入ります。
今回は銅板菱葺で仕上げる為割付から逆算して下地の合板を張っていきます。
シビアな部分なので自分でやります。
見栄えと通気を考えて納めていきます。
通気抜きはこの壁の反対側に抜けるようにしました。
2次防水のシートを張り唐草(カラクサ)と呼ばれる見切り材を4方に付けていきます。
下端は2次防水シートで隠れています。
この状態でがっつり墨出しをします。ここが一番重要です。
後はひたすら張り並べていきます。
今回使用の菱葺はタニタハウジングウェア製をチョイス。
理由は菱葺やるのが初めてだったから!
ガブリエルも優しく見守ってくれてます。
現場が南面なのでサングラス必須です
日焼けすると言いながらも楽しそうな手元(妻)
そして大時な時に限って撮影に没頭している手元(妻)
おーい材料揚げてくれ〜!
施工と夫婦漫才に忙しい中
1日でここまで張れました。
やはり墨出し命ですね。
2日目は足りない分を加工したりしながらだったので結局1日掛かりました。
超楽しい仕事でした。
感謝感謝です。
この時はこんなにピッカピカだったのですが2週間後には
ここまで落ち着きました。
銅板は数十年掛けて経年変化を愉しめる素材です。
このように一部だけ使い時間が経つのを愉しむのも良いですね。
こういう所はサスガ設計事務所って感じです。
僕も愛着の湧く御宅の一つになったので仕事が手が離れた後でもつい見に行ってしまいます。
奥様もステキだったし。
内部では大工さんがヘリンボーンの床を張っていました。