一文字の外壁の出隅(ハゼ組み)

一文字の外壁の出隅(ハゼ組み)

同業者さんからお問い合わせのあった一文字葺(横葺)を外壁に使った時の納め方のお話をしたいと思います。

一文字葺き等のコーナーの納め

文字では上手く説明出来ないので写真でお伝えします。

こんな納めの事です↓

TENアーキテクツ

CUBO design architect

葛西潔建築設計事務所

要は出隅や入り隅のコーナー部で役物を見せないやり方です。

仕事の“逃げ”としては役物入れた方がはるかに楽です。

楽という事は安さにもつながります。

でも僕はこのやり方でやりたいですし

僕に仕事をくださる人もこのやり方を求めていると思います。

ちなみにこのやり方を板金用語で“差し込みハゼ” 又は“バカハゼ”と呼びます。

以前のブログ (このはな歯科さん 外壁工事でも出てきた納め方です。

屋根材を外壁に張る時にはこのやり方を多用します。

出隅をハゼ組みするメリット

ズバリ カッコイイから。

横のラインが基調のデザインの出隅に縦のラインが入るか入らないかで

“面と面との組み合わせ”に見えるか

“面が繋がったカタマリ”として見えるか

そのくらい違って見えます。

(※デザインによってはあえてコーナーを入れる場合もあります。)

次回

具体的にどのように納めるかお伝えしたいと思います。

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