『僕は板金屋です。』
というと『ああ車屋さん?』
『修理工場?』
と良く言われました。
車 大好きです。何にも出来ないけど整備士の資格あったりします。
ですが僕は自動車鈑金屋ではありません。
因みに自動車鈑金の”ばんきん”は かねへん です。
そのほかの”ばんきん”は きへん です。
板金と言えば他にも
精密板金や
機械板金
ダクト板金、
と色々あるので建築板金と言うようにしています。
今思うのはその中(建築板金)でも色々ジャンルと言うか、得意分野があるという事。
そしてあくまでも僕の考えです。
①“野丁場”
主に大型物件を扱う板金屋さん。
工期が厳しくて段取りが重要で緊張する。
移動距離が長く体力的に大変。
職人さん作業員さんが大勢必要で1つの屋根を30人程でやることもあります。
②店舗。
野丁場とかぶるかもですが
小さい現場も有ります。
アートな外装もあったりしてそこは魅力的です。
③“社寺”数人で数ヶ月〜数年掛けて取り組みます。僕は余り馴染みが無い分野ですが手がけてみたいですね。
スッキリとした納めとは真逆行ってますので感覚の転換が必要です。
④ナウい設計事務所。
この物件はキューボデザイン建築計画設計事務所。
得意分野です。
前例の無い事を求められます。
ワクワクします。
やったこと無いこと大好き。
後はリフォーム専門だったり
あるハウスメーカー専門だったりします。
大抵の板金屋さんは全てをこなしますが、その中でも、得手不得手が当然有りますし、
その認識の違いがトラブルの元だったりします。
ダクトが得意な板金屋さんに、野丁場を纏めろと言われてもちょっと違うと思いませんか?
元請さんは『その板金屋さんはそこの工事に相応しいのか?』
板金屋さんは『この仕事は自分がやるのが適任だろうか?』
そういう視点も大事かなぁと思う今日この頃です。
だからこそ僕は
『この物件を是非この人に納めて欲しい』というレベル
を目指したいと思います。
あ〜言っちゃった。